ニット製品をつくるときの、ジャカードデザインにかかせないモザイク画。
手描き図案から、ニット図案に落とし込むときの作業工程である、モザイク画の作成や編集を、4Dbox PLANSでは専用モジュールを使用して短時間でデータ作成が可能です。
※ニットに変換するにはKnitモジュールが必要です。
※編み機との連動は対応していません。
描いた図案をニットへ展開する
図案を任意のモザイクサイズに変換ができます。
限られた針数で表現された状態(モザイク)では、柄が崩れたり、元図案とイメージが異なってくることも。
4Dbox PLANSでは元図案(RGBカラー)の色まとめ(インデックスカラー化)から、モザイク変換、レタッチ修正、そして、ニットシミュレーションによって編み上がりイメージまで確認することができます。
(RGBカラー図案の場合の色まとめについては過去記事をご覧ください)
モザイクサイズ(ゲージ / 針数)を入力すると、それに合わせ図案をモザイク(グラフ目)に変換します。
修正が必要な場合は、描画ツールで1マスずつ、絵を描くように修正できます。
同時に配色の作成や管理も可能です。
レタッチ機能でモザイク前と見比べながらの修正も可能です。
送りのある柄の場合は、モザイク変換後、リピート表示をして柄のつながりを確認します。
※靴下のデータの場合の一周分のデータへの展開は、リピート展開から可能です。
※水平方向の色数を確認しながら修正が可能です。
モザイク変換したデータはBMP形式に書き出してデータの受け渡しが可能です。
ニットモジュールを使うと、モザイク図案の編み上げイメージを確認できます。
チェック柄をニットへ展開する
チェック柄をニット機能でも活用できます。
テキスタイル・チェック機能や、ランダムチェック機能で柄作成後、モザイクに変換やニットシミュレーションに活用できます。
※ゲージ / 針数に合わせて作成すると、柄崩れせず、そのままニットで表現できます。
※ランダムチェック機能では、ワンリピートのサイズを指定しての柄作成もできますので、ニットでチェックを作成したい場合にも活用できます。(Designモジュールが必要です。)
ユーザーの皆様は、 ヘルプ>オンラインヘルプ にて各マニュアルが参照いただけます。
今回の関連項目:モザイク、ニット、チェック
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