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(ユーザー事例)廣田紬株式会社 様


紬をはじめとする先染め織物の専門店廣田紬株式会社様

紬をはじめとする先染め織物の専門店

着物のなかでも紬をはじめとした、最高級のおしゃれ着を扱う専門問屋の廣田紬株式会社様。


全国の産地、職人がもつ古来からの伝統技法を守り作り続けられる先染め織物で、おしゃれなオリジナル商品まで手掛ける製造問屋としても幅広く紬の魅力を発信しています。


 

昭和21年、本場結城紬を専門に扱う問屋として当地に廣田商店を創業(昭和46年に廣田紬株式会社へ改組)しました。縞柄と横総が主流であった時代に斬新なオリジナル柄を次々と発案し、新たな境地を切り開きました。産地問屋(株)結真紬を擁し、最盛期には年間5000反以上を扱う「結城紬の廣田」として名を馳せることになりました。

現在では本場大島紬をはじめ、日本各地の伝統工芸織物を扱う専門商社として、産地の伝統を未来につなげています。


紬をはじめとする先染め織物の専門店廣田紬株式会社様

 

■ 4Dbox PLANS 導入メリット


4Dbox PLANSによる先染め織物シミュレーション

廣田紬では織物デザインソフトウェア4Dbox PLANSを導入しており、お客様の別注シミュレーションをすばやく効果的に行うことが可能になっています。


4Dbox PLANSによる先染め織物シミュレーション

令和の時代でもベストはアナログ手法

廣田紬においてはこれまで制作してきた過去の見本帳をお客様にご覧いただき、その中からお好きな色で別誂することが可能です。実際に織りあがった生地を直接見ていただくことで、イメージを外すことなく別誂を行なっていただきます。


廣田紬見本帳

例えば結城紬においては縮織を含めても数百という膨大な無地色サンプルがあり、選んでいただいた色を再現することができます。生地の色は経糸、緯糸の組み合わせ、糸の形状、織り密度などによって決まります。カラーチャートからRGBを指定するだけでは再現することはできず、やはり実物があることが一番なのです。


廣田紬見本帳

現物のリピート作成のため、作り手側とのコミュニケーションもシンプルで確実性が高く、これからも引き続きアナログで昔ながらの手法は継続してまいります。


高精度の織物デザインシミュレーションが必要

再現したい織物の現物があれば言うことなしですが、縞や格子デザインは無限の組み合わせとなります。

 

オリジナルデザインが欲しいとなると、Illustratorなどで簡単なスケッチをすることになりますが、織物は経糸と緯糸が立体交差しながらできていますので、シミュレーションはどうしても限定的なものとなります。さらに糸の形状や特性、織組織や密度などの条件を加味する事は出来ません。多ロット商品や結城紬のような高額品になると失敗は許されず、正確なシミュレーションが必要でした。


4Dbox PLANSの導入

例えば使われている糸の設計、結城紬の無撚糸、丹波布の手紡糸など通常では考えられない手仕事で作られた糸を登録、ケバ具合までシミュレーションに活かすことができます。綾織の複雑なパターン設定、織密度のコントロールする事で、花織や吉野間道といった表現も可能になっています。


糸を登録
各織物に使われている糸を撮影して、糸を登録

糸データを作成
実際の写真から太細、ケバ、撚り具合などの各種データを反映させて糸データを作成

絣糸の作成も可能
限定的ながら絣糸の作成も可能

自由自在な配色替えシミュレーション

PLANSは糸の色変更を行うだけで一瞬でシミュレーションが可能で、納得のいくまで何度も制作が可能です。写真をベースに参考品からのデザインの復元、配色替えを行うことが容易にできます。


丹波布のシミュレーション画像
手紡の綿糸使う丹波布のシミュレーション画像

また、経糸の整形後、異なる色の緯糸を打ち込むことで簡単に別バリエーションの制作が可能となります。例えば廣田紬で制作する商品に異なる緯糸を用いて便乗することで、低コストにオリジナル商品を作成することができます。


PLANSでは自動で糸の色変えシミュレーションを提示してくれますので、感覚的に好きなパターンを選ぶことも可能です。


配色パターン
配色パターン、微妙な色の違いを吟味することが可能

 

廣田紬株式会社 様 からのメッセージ


廣田紬で過去の逸品のリバイバルを

残念なことに伝統工芸織物の生産体制は後継者不足から風前の灯、すでに途絶えた商品も数多くあります。しかし伝統が失われたとしても、その見本裂などが残っていれば現在の技術を駆使して復元させることができます。

過去の製品をリバースエンジニアリングして現役の各産地にてリバイバル品の製造を行うのです。


4Dboxを活用することで、過去に作られた逸品を現代のカラーに合うように配色替えすることも可能になります。


例えば過去に作られた縞帳から、デザインを復元して好きな色に配色替え、リバイバル製品を作ることができます。サンプル生地を送付いただきましたら、組織を分解、基本パターンを作成して柄提案を差し上げます。


各産地とのネットワーク、現代の技術を駆使して、消えゆく伝統を未来に繋げるお手伝いができれば幸いです。


廣田紬で過去の逸品のリバイバルを

作れば売れる時代はとうに過ぎ去り、製造にはかつてない効率化が求められるようになりました。この業界は作り手との手書きスケッチレベルでの曖昧なやり取りも多いのですが、コミュニケーションの正確性も求められる時代、作り手とのミスマッチも削減することが可能です。


廣田紬ではデジタルツール活用を行い「無駄撃ち」を減らすことで少しでも完成度の高い商品づくりをしてまいります。


 

廣田紬株式会社

■ Information


廣田紬株式会社



所在地:〒600-8095 京都府京都市下京区東洞院通仏光寺上ル301

TEL:075-351-1414


■ 事業内容


  • 工芸織物の製造卸

取扱品:本場結城紬、本場大島紬はじめ全国の伝統工芸織物


  • 『CRAPHTO』ブランドでの撮影事業

染織品を中心とした伝統工芸品の撮影、WEBカタログ製作、超高精細画像によるデジタルアーカイブ


  • 「玄想庵」でのレンタルスペース

社屋の京町家を貸し会場、ギャラリースペースとして貸し出し





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